「耳をすませば」 原作はご存知ですか? [映画]
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本日7月5日の金曜ロードショーはジブリの名作「耳をすませば」ですね!
もう毎年のように放送されて、その度に視聴して、そしてその度に憂鬱な気分になるのですが、懲りないですね(笑)
こんな青春送りたかったなぁ・・・
まあそれは置いておいて、皆さんはこの作品に原作漫画があることご存知でしたか?
もう20年も前に描かれた漫画ですが、今読んでも楽しめるなかなかの名作です。
原作のタイトルも「耳をすませば」
作者は柊あおい。
少女マンガ月刊誌「りぼん」で連載されましたが、当時はあまり人気が出ず僅か4週で打ち切られました。
ですが、りぼんに掲載された本作が宮崎駿の目に留まり、非常に気に入られたことで映画化に至りました。
なんでも彼の義父が建てた山小屋に度々滞在し、その際姪が残していった少女マンガ雑誌を読むのが習慣だったそうです。
あるとき雑誌がボロボロだったので買いなおしたところ、耳をすませばが掲載されていて、それを読んで興味を持ったことが制作のきっかけになったということです。
あらすじ
8月、夏休み。本が大好きな中学生・雫が不思議な猫に導かれてたどりついた場所は…? 気になる少年との出会い、将来の夢、生まれて初めての気持ち…。雫の中で、なにかが変わりはじめる――。スタジオジブリによってアニメ化もされたファンタジックストーリー。
Amazon「耳をすませば」商品ページより引用
1996年にコミック化された後、映画で人気が出たためか、2005年に再度文庫化されました。
なお、原作では聖司がバイオリン職人ではなく画家を目指していたり、「カントリーロード」関連の話が無かったりと、細かい点が結構異なります。
そういえば、聖司には兄がいて、雫の姉と付き合っているという設定もあります。
さらに原作では続編もあります。
タイトル「耳をすませば 幸せな時間」
あらすじ
中学生最後の夏休み。「受験生」という立場を持て余し気味の雫はちょっと憂鬱。そんな時、空から降ってきた不思議な羽を拾う。その本体である翼について調べるうちに「猫の図書館」に行き着く。
Wikipedia「耳をすませば」より引用
こちらは、コミック化当時は前作と別々の単行本でしたが、前述の文庫化の際に一冊にまとめられました。
原作が気になる方は文庫版がお勧めです。
なお、原作者の柊あおいはジブリ本社の近くに住んでいたこともあり、本作の映画化をきっかけに家族ぐるみの付き合いとなり、後にジブリから作品の制作を依頼されます。
それが「バロン 猫の男爵」で、「猫の恩返し」の原作となりました。
さあ、今回も耳をすませばで存分に鬱になりましょう!
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タグ:ジブリ
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